タマゴタケ

学名:Amanita caesareoides  

タマゴタケ(卵茸) テングタケ科テングタケ属

夏から秋にかけて、広葉樹(ブナ科・カバノキ科)および針葉樹(マツ科)の林内、あるいはこれらの混交林に孤生ないし点々と群生する。

傘の色は赤から赤橙色。形は最初は卵型でやがて饅頭型になり、最終的には中央に出っ張りのある平らな形に変形し、黄色味を帯びる。また、成長過程で縁の付近には明瞭な条線が現れる。老成すれば浅い皿状に窪むことがあり、径4-15cm程度。
ヒダは黄色でやや密。柄は長さ6-18cm、径8-15mm程度、全体的に黄色味をおびていて斑模様があり、上部にアンズ色のツバが垂れ下がっていて、根元に行くほど太くなります。基部には壺がある。肉は概ね白色で中心部分は空洞。

※ 和名は、柄の付け根にある卵のような壺から。
 食用になり、美味といわれる。ただし、毒キノコのベニテングタケと似ているため、採取の際には十分な知識と注意が必要。


主写真撮影日:2013-07-01   撮影地:東京都町田市 小山田緑地
撮影者:MOMO