学名:Russulaceae  

ベニタケ科

キノコを形成する、ベニタケ目に属する菌類。

傘は若いとき半球型。古いものは中央が窪むものが多い。傘の縁は破れたり、反り返ったりするものがある。胞子紋は白色が多いが、黄土色のものもある。柄は中心性で下部が細くなっている。柄の内部は中空、髄質のものが多いが、中実のものもある。つぼやつばはない。ひだは離生、又は垂生。肉は繊維状の菌糸ではなく、球状の細胞から成るためぼそぼそで、ちぎりやすい。胞子は球状かやや楕円回転型で表面に模様がある。
世界的には7属約1900種が確認されている。