カワラタケ

学名:Trametes versicolor  

カワラタケ(瓦茸) タマチョレイタケ科シロアミタケ属

広葉樹の倒木や枯れ枝、切り株などに発生する多年生のキノコ。

傘は半円形で径は2-5cm程で、倒木などから折り重なるように多数発生する。表面の色は黒色・灰色・褐色・濃青色・黄色など様々で、切り株の年輪のような美しい模様を形成する。縁は波をうった様な形で、全体的に薄く1-2mm。肉は硬く、皮質。幾重にも重なるように大量に発生する。傘の裏側は白色で孔口は円形で微細。

※ 名は、傘が数個ないし数百個が屋根瓦のように重なり合って群生することから。
 菌糸体よりクレスチンという抗悪性腫瘍剤になる多糖類が得られる。


主写真撮影日:2016-12-16   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO