コガネタケ

学名:Phaeolepiota aurea  

コガネタケ(黄金茸)[別名:キナコタケ] ハラタケ科コガネタケ属

晩夏から秋にかけて林道端や、畦・ゴルフ場の隅、山を崩して造成された宅地などの地上に群生する。土の中の埋もれ木などからきのこが発生するため。

傘は径が5-18cm程度で、粉の下の表皮は粉の色より淡い色になる。傘は若い時は半球型で、成長とともに開き中心部に丸みを残す。また、幼い時は傘の表面にシワがでている個体もある。ヒダは上生または離生し、密に並んでおり、幼菌時は淡黄色、成長するにつれて色が濃くなり、黄土色。柄の太さは上から下までほぼ同じで、根元の部分はやや太くる。傘と同様に黄金色の粉に覆われ、上部にツバが残り、ツバの色は最初は黄白色で後に黄褐色。

※ キノコ全体が黄金色の微粉末に覆われ、触れると手や衣服に付き、なかなか落ちない。
 食用キノコとされているが、生で食べると消化器系の中毒を起こすという報告もあるため、茹でこぼしてから食べるなどの注意が必要。


主写真撮影日:2013-10-31   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO