学名:Strophariaceae  

モエギタケ科

キノコを形成する、ハラタケ目に属する菌類。

ほとんどが半陰性の腐生菌であるため、日当たりの悪い湿気た場所に群生する。傘の裏側はヒダ状で、つばとつぼは明確でないものが多い。胞子は大部分の種で平滑。胞子紋は暗色系のものが多いが、紫色や黄褐色、黒錆色のものまで様々で、あまり共通性はない。子実体の色彩も多様である。幼菌時にはぬめりの強い種が多いが、それも特に共通ではない。
全地球的には、18属1318種が確認されている。

※ 優れた食菌も多いが、一方では強い毒を持つニガクリタケや、幻覚性のあるシビレタケ属のキノコも含まれる。