マツバボタン

学名:Portulaca grandiflora  

マツバボタン(松葉牡丹)[別名:ヒデリグサ、ツメキリソウ] スベリヒユ科スベリヒユ属

南アメリカ(アルゼンチン・ブラジル南部・ウルグアイ)原産で、観賞用に栽培される1年草。原産地では多年草(寒さに弱い)。

丈は5-15cm。茎は地を這い、多数の枝に分かれ、紅色を帯びる。葉は互生し、葉は多肉で、棒状で先端がやや尖る。花は径3-5cmほどで、一重と八重咲きがある。色は赤・桃・サーモンピンク・橙・黄・白など豊富で絞り模様もある。一日花だが次々に花を咲かせる。
花期は6-9月。
果実は蓋果で長楕円形、熟すと横に裂ける。

※ 名は、葉を松葉、花をボタンになぞらえたもの。
 原種は朝に花が開いて昼前に閉じるが、園芸改良種では終日咲きが多い。
 地域によってはこぼれダネで毎年自然に育つ。


主写真撮影日:2016-10-20   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO