ルリヂシャ

学名:Borago officinalis  

ルリヂシャ(瑠璃苣)[別名:ルリジサ、ボリジ ] ムラサキ科ルリヂシャ属

南ヨーロッパ原産地中海地方原産で、観賞用にまたハーブとして植栽される1年草。

丈は30-100cm。全草に白い剛毛が生える。茎は中空。葉は互生し、葉身は楕円形で先は尖り、縁には鋸歯がある。よく分枝し,茎頂に、青い星形で下向きに十数個の径約2cmの花を付ける。花冠は5裂して平開し、弁先は尖って反り返る。花色は白や紅紫色のものもある。
花期は3-7月。
果実は分果。

※ 名は、瑠璃色の花をしたレタス(チシャ)の意で、若葉はサラダとして食べられる。
 花はスープやサラダの付け合わせに用いられる。新鮮なルリヂシャはキュウリに似た風味を持ち、セージやパセリ、ミントと共にサラダの材料になる。ルリジサを煎じ、ハーブティーとして飲用もされる。
 利尿作用、解熱作用もあり、薬用にも使われる。
 また、種子から抽出した油(ボリジオイル、ボラージオイル)はキャリアオイルやサプリメントとして利用される。


主写真撮影日:2013-04-08   撮影地:東京都町田市 (植栽)
撮影者:MOMO