ドイツスズラン

学名:Convallaria majalis  

ドイツスズラン(ドイツ鈴蘭) キジカクシ科[クサスギカズラ科]スズラン属

ヨーロッパ原産で、観賞用に栽培される多年草。

丈は20-30cm。葉は長さ20-50cm、幅2.5-13cm、葉柄が長さ10-30cm、葉身は長さ9-20cm。葉脈が透けて見える。花茎は長さ10-23cm。花序は葉の1/2長。苞は広披針形、長さ4-10mm、小花柄より短い。花被片は中肋が白色。小花柄は長さ7-12mm。雄蕊6個。花糸は基部が淡紫色、葯は淡緑色。
花期は5-6月。
液果は球形で赤熟する。

※ 在来のスズランと比べると大型で、花の香りが強い。また在来のスズランの花茎が葉より短いのに比べ、ドイツスズランは花茎が葉と同じ長さかそれ以上に伸びる。
 有毒植物。
[主な園芸品種]
  ドリーン     :'Dorien' ドイツスズランの選抜品種で花がやや大きくて咲く数も多く、花茎も長め。
  ボルドー     :'Bordeaux' ドイツスズランの選抜品種で1本の花茎からたくさんの花を咲かせる多花性種。
  アルボストリアータ:'albostriata' 縞斑スズランとも呼ばれ、葉に黄色い縦縞が入る。
  ピンクスズラン  :var. rosea 淡桃色の花を咲かせる変種。
  他に八重咲き種もある。


主写真撮影日:2013-04-27   撮影地:東京都町田市 薬師池公園
撮影者:MOMO