ルイヨウボタン

学名:Caulophyllum robustum  

ルイヨウボタン(類葉牡丹) メギ科ルイヨウボタン属

北海道・本州・四国・九州の、深山の林の中に生育する多年草。

茎の高さは40-50cm。根茎は横に這い、古い茎の基部が連なって残る。葉は3回3出複葉で、互生する。頂小葉には短い柄がある。側生のものには柄がなく、卵形または長楕円形で、ときに2-3裂する。茎先に集散花序を出し、径8-10mmの10個前後の緑黄色の花を付ける。萼片は6枚で黄緑色、花弁よりはるかに大い。花弁は6枚で、小さく、雄蕊6本と重なり合うように付く。
花期は4-6月。
秋に黒紫色の液果状の種子をつける。

※ 名は、葉がボタンに似ることから。


主写真撮影日:2016-10-02   撮影地:山梨県大月市 (果実)
撮影者:MOMO