クレマチス・ユンナネンシス

学名:Clematis yunnanensis  

クレマチス・ユンナネンシス (Clematis yunnanensis)[別名:ガビサンハンショウヅル、クレマチス・アンスンエンシス] キンポウゲ科センニンソウ属

中国南西部原産で、観賞用に植栽される多年性の木質の常緑蔓植物。

蔓の長さは3-4mになる。茎は細く褐色を帯び、葉柄が他物に巻きつきながら成長する。葉は三出複葉で、対生する。小葉は革質の濃い緑色、先が尖った卵形で、粗い鋸歯がある。冬、前年枝と新枝の葉腋に鈴なりにたくさんの花を付ける。花は径3-4cm、花弁はなく、花弁のように見える肉厚で白色の4枚の萼片が下向きに開き、白色の雄蕊が多数ある。
花期は12-2月。
果実は、痩果。

※ アンスンエンシスは旧名。
 The Plant Listでは、C. anshunensisはC. clarkeanaのシノニムとされ、ユンナエンシスと別種扱い。
 [近縁種]
  クレマチス・ウロフィラ :Clematis urophylla 別名:ウインターベル
               ユンナネンシスよりやや小形。区別していないケースもある。
  クレマチス・クラーケアナ:Clematis clarkeana


主写真撮影日:2013-02-10   撮影地:神奈川県相模原市南区 麻溝公園 (植栽)
撮影者:MOMO