モミジアオイ

学名:Hibiscus coccineus  

モミジアオイ(紅葉葵)[別名:コウショクキ] アオイ科フヨウ属

北アメリカ原産で、観賞用に栽培される多年草。

丈は1.5-2m。茎は硬く、直立する。葉は長さ10-20cm、掌状に3-5深裂し、裂片の幅が狭い。花は深紅色、径8-15cm。花弁は5個、平開し、花弁と花弁の間に隙間がある。雄蕊は多数付き、雌蕊と雄蕊の基部は合着して長い柱状となる。雌蕊の柱頭は5裂し、その下に雄蕊が多数付く。花は一日花で朝に咲いたものは夕方には萎むが、多くの蕾を持ち、次々に開花する。
花期は7-9月。
果実は径1.5-2.5cmの蒴果、熟すと5裂する。種子は径約3mmのほぼ球形、褐色、表面に短毛がある。

※ 名は、葉がモミジのように深く掌状に裂けることから。


主写真撮影日:2016-09-26   撮影地:神奈川県相模原市南区  (植栽)
撮影者:MOMO