タヨウハウチワマメ

学名:Lupinus polyphyllus  

タヨウハウチワマメ(多葉羽団扇豆)[別名:ルピナス、ノボリフジ] マメ科ハウチワマメ属

北アメリカ原産のLupinus polyphyllusを原種とたした園芸種で、観賞用に栽培される多年草。暖地では1年草または越年草扱い。

丈は40-120cm。茎は直立する。葉は掌状複葉、小葉は長さ4-15cm、5-17個付き、倒被針形で全縁。葉柄は長さ3-45cm。花序は穂状、長さ6-40cm、直立して多数の花が付く。花は長さ9-15mm、花色は白・桃色・青紫・紅・黄色など豊富。雄蕊10個、5個は長く葯が短い。短い5個の雄蕊は葯が長い。花柱はブラシ状。
花期は5-8月。
豆果は長さ2.5-4cmの惰円形、有毛、裂開する。種子は平滑、3-9個入る。

※ 名は、葉の性状が羽団扇(鳥の羽で作った団扇)に似ることから。
 ルピナスは属名で、この種はシュッコンルピナスとも呼ばれる。
 ルピナス属は、北アメリカ西部を中心に、南アメリカ、南アフリカ、地中海沿岸に200種以上が分布。


主写真撮影日:2015-06-06   撮影地:群馬県嬬恋村 (植栽)
撮影者:MOMO