シュンギク

学名:Xanthophthalmum coronarium  

シュンギク(春菊)[別名:キクナ] キク科フランスギク属

地中海沿岸原産で、野菜として栽培される1-2年草。春菊が食用とされるのは東アジアにのみで、ヨーロッパでは観賞用の園芸花として栽培される。

丈は30-80cm。茎はよく分枝し、葉は羽状に深裂して、葉柄が無く茎を抱くように互生する。頭花は黄色だが、舌状花の外側が白い覆輪になるものもある。
花期は5-7月。
果実は痩果。

※ 野菜としては、独特の香りがあり、おひたしや鍋物などに用いられる。葉の大きさにより大葉、中葉、小葉種があり、大葉は切れ込みが浅く柔らかい。
 過去は、キク属(Chrysanthemum)であったが、分離されている。また、シュンギク属は Glebionis とされている情報も多いがylistには更に細分された Xanthophthalmum が採用されている。


主写真撮影日:2015-04-26   撮影地:神奈川県三浦市
撮影者:MOMO