学名:Taxaceae  

イチイ科

ヒノキ目に属する裸子植物。

常緑針葉樹で、ほとんどが雌雄異株。葉は枝に螺旋状に配列するが、捩じれて左右2列に向くものが多い。雄花序は長さ2–5mmで晩春に花粉を出す。雌花序は退化し、種子鱗片と胚珠各1個のみからなる。種子が成熟すると鱗片は肉質の仮種皮になり種子の全部または一部を包む。
全地球的には6属、約30種が存在する。
日本には、3属3種(イチイ、カヤ、イヌガヤ)が自生している。