セイヨウアカネ

学名:Rubia tinctorum  

セイヨウアカネ(西洋茜)[別名:ムツバアカネ] アカネ科アカネ属

ヨーロッパから西アジア地域原産で、根から紅色染料をとるために栽培される蔓性の多年草。野草化も見られる。

茎は高さ50-80cmになり、1枚の葉と2枚の托葉とが対生しているため、6枚の葉が輪生しているようにみえる。夏から秋にかけて茎端や葉腋に淡黄色の小花を開く。花は先端が5裂し径5mmほど、雄蕊は5個。
花期は6-8月。
果実は楕円球状、黒色で双頭形に付く。

※ 染料として利用される以外に、地上部を乾燥させ利尿に、根を乾燥させ薬用酒にして強壮にも用いられる。


主写真撮影日:2014-09-10   撮影地:群馬県高崎市 染料植物園 (植栽・果実)
撮影者:MOMO