学名:Erythronium tuolumnense
キバナカタクリ(黃花片栗)[別名:セイヨウカタクリ] ユリ科カタクリ属北アメリカ原産で、観賞用に栽培される多年草。
丈は30-50cm。鱗茎(球根)から、2枚の葉を出し、花茎の先端に1-3個ほどの薄黄色~濃黄色の花を下向きに付ける。
花期は3-4月。
※ 早春に花を付け、その後は地上部が枯れるスプリング・エフェメラル(春の妖精)の一つ。
増殖は、実生と分球によるが、ともに開花までに6-7年を要する。
エリスロニウム・ツオルムネンセ 'パゴダ'(Erythronium tuolumnense 'Pagoda')は、エリスロニウム・ツオルムネンセとエリストニウム・カリフォルニクムとの交配による園芸種。
[近縁種] 以下もキバナカタクリとして流通している。
エリスロニウム・アメリカナム :Erythronium americanum 1茎1花。葉に褐色と白の斑紋がある。
北アメリカ東部に分布し、栄養繁殖を行い黄色い花を付ける。
エリスロニウム・グランディフロルム:Erythronium grandiflorum 1茎多花。葉に斑紋はない。
主にアメリカやカナダ南部の亜高山帯に分布。
主写真撮影日:2013-03-17 撮影地:東京都立川市 昭和記念公園
撮影者:MOMO