学名:Hemerocallis
ヘメロカリス(Hemerocallis)[別名:デイリリー] ツルボラン科ワスレグサ属日本を含むアジア東部原産の、ワスレグサ属の草花を元とし、ヨーロッパやアメリカで品種改良された、鑑賞用の園芸品種の多年草。
花茎の丈は30-90cm。冬は落葉して休眠するタイプと緑の葉が残る常緑・半常緑タイプがある。葉は細長い線状、葉の間から40-60cmの花茎を伸ばし、初夏から夏にかけて茎の先にユリに似た花を付ける。花弁は6枚で肉厚のものや、幅広や狭いものがあり、色は赤・オレンジ・ピンク・黄・白・紫などで、模様のあるものや香りのあるもの、一重咲き・八重咲きまで変化に富む。花径は20cm以上の大輪から5cm位の小輪と様々で、茎には蕾が5-6個付き、次々と花を咲かせる。朝咲いて夕方しぼむ昼咲き形、夕方咲いて翌朝しぼむ夜咲き形、夕方咲いて翌日の午後にしぼむ昼夜形などがあるが、いずれも1日花。
花期は6-8月。
果実は蒴果。
※ ヘメロカリスはワスレグサ属の学名。デイリリーは、ユリに似た花で、1日花であることから。
主写真撮影日:2012-07-04 撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO