アマリリス

学名:Hippeastrum × hybridum  

アマリリス(Amaryllis)[別名:ヒペアストルム] ヒガンバナ科アマリリス属

中央アメリカ・南アメリカ・西インド諸島原産で園芸的に作出された、花壇・鉢植などで観賞用に栽培される多年草。

丈は40-80cm。鱗茎は球周り25cm以上の大球で、3-4月、長さ40cmほどの帯状または線形の葉を数枚付ける。初夏、鱗茎から高さ60cmの太い中空の花茎を出し、ユリに似た花を数個散形状に頂生する。花茎は大きいものは25cmを超える。花色は鮮紅・桃・白・橙色で、縞模様や覆輪のものもあり、変化に富む。初夏咲き以外にも、春咲き、真夏咲き、秋咲きの品種もある。
花期は4-6、10月。
果実は蒴果。

※ 旧アマリリス属は、ヒペアストルム(Hippeastrum)属とホンアマリリス(Amaryllis)属に分割されていて、アマリリスの名は、旧属名の名残り。
 採種による実生も可能だが、開花までに3年以上を要する。
 


主写真撮影日:2006-07-11   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO