アワモリショウマ

学名:Astilbe japonica  

アワモリショウマ(泡盛升麻)[別名:アワモリソウ] ユキノシタ科チダケサシ属

近畿地方以西の本州・四国・九州の、山地の谷川の岩上などに生育する多年草。観賞用に植栽もされる。

丈は25-60cm。葉は2-4回3出複葉、やや厚くて光沢がある。小葉は披針形で、先は鋭く尖り、縁に重鋸歯がある。晩春~初夏、円錐形の花序に多数の小さな白い花を付ける。花序には腺毛が密生する。個々の花は、花弁が5個、萼片が5個、雄蕊は10個本、雌蕊は2個。
花期は6-7月。
果実は蒴果。

※ 名は、白い円錐状の花序が泡が盛りあがるように見えることから。


主写真撮影日:2012-06-02   撮影地:神奈川県相模原市緑区 (植栽)
撮影者:MOMO