学名:Salvia microphylla
サルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)[別名:チェリーセージ] シソ科アキギリ属アメリカ南部・メキシコ原産で、観賞用に植栽される常緑小低木。
丈は50-150cm。株元から多くの茎を出して叢生する。葉は小さな卵形で対生し、縁には鋸歯がある。春から秋までによく枝を伸ばし、枝分かれした茎先や葉の脇から舌のような形の花を穂状に付ける。花の色は基本種は鮮やかな緋色で、他に赤紫や紫・桃色などがある。
花期は5-10月。
果実は分果。
※ 英名のチェリーセージは、葉を揉むと、サクランボのような甘い香りがすることから。
[近縁種]
サルビア・グレッギー:Salvia greggii 英名はオータムセージ。
ミクロフィラとの違いは、花弁の基部付近に突起がない。
日本ではこの種も含め、チェリーセージとされている。
サルビア・ヤメンシス:Salvia jamensis ミクロフィラとグレッギーの交配種。
花色が豊富で、中間色を含めると30品種ほどある。
日本ではこの種も含め、チェリーセージとされている。
主写真撮影日:2012-06-04 撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO