ドイツアヤメ

学名:Iris germanica  

ドイツアヤメ(独逸菖蒲)[別名:ジャーマンアイリス] アヤメ科アヤメ属

ヨーロッパ原産の数種の交配により作られた、観賞用に植栽される多年草。

花茎の高さは20-120cm。主に、根茎で増える。春に幅広で剣状の20-50cm程の葉を伸ばし、初夏に高さ20-120cm程の高さの花茎を伸ばし径10cm程の大きな花を付ける。花弁の付け根の近くに毛が密生する。単色のものの他に、上の弁と下の弁で色が異なるものも多い。また下の弁が垂れずに横へ大きく広がり、フリルやフリンジが入った品種も作出されている。
花期は4-6月。
果実は蒴果。

※ ヨーロッパに野生する自然交雑種ゲルマニカをもとにして、ほかのいくつかの原種も取り入れて交配育成が行われた系統。
 ゲルマニカを基にしていることから、ドイツアヤメ(ジャーマンアイリス)の名がある。


主写真撮影日:2014-05-31   撮影地:東京都町田市 忠生公園
撮影者:MOMO