コウオウソウ

学名:Tagetes patula  

コウオウソウ(紅黄草)[別名:フレンチ・マリーゴールド、マンジュギク] キク科コウオウソウ属

メキシコ原産で、観賞用に栽培される1年草。

丈は30-50cm。株元から分枝する。葉は長さ7-15cm,羽状複葉で、小葉には鋸歯があり、互生または対生する。初夏から秋に、径2-4cmで黄色や橙色・赤褐色などの球状の頭花を付ける。全草に独特の強い香りがある
花期は6-11月。
果実は痩果。

※ 和名は花の色から。またフレンチ・マリーゴールドの名は、フランスで品種改良が行われたことによる。
 なお、マリーゴールドは「聖母マリアの黄金の花」の意。
 クジャクソウとも呼ばれるが、シオン属に同名で呼ばれる花があり、紛らわしい。
 [近縁種]
  アフリカン・マリーゴールド:Tagetes erecta 和名:センジュギク(千寿菊)、サンショウギク(山椒菊)
                スペインから広まった品種。名と関係なく原産地はメキシコ。
                一般的に大型種が多く、草丈は50-200cm。
  メキシカン・マリーゴールド:Tagetes tenuifolia 和名:ホソバコウオウソウ、ヒメコウオウソウ
                一重咲きのものが多く、花は小形、葉も細かい。
  レモン・マリーゴールド  :Tagetes lemonii
                花が小さく宿根草。香りが良い。              


主写真撮影日:2014-09-17   撮影地:神奈川県相模原市南区 麻溝公園 (植栽)
撮影者:MOMO