シャクヤク

学名:Paeonia lactiflora  

シャクヤク(芍薬)[別名:エビスグサ] ボタン科ボタン属

中国東北部~シベリア原産で、観賞用に栽培される多年草。

丈は60-120cm。葉は2回3出複葉で、互生する。小葉の形は細長い卵形~披針形。質はやや厚く艶がある。茎先にボタンに似た径10cmほどの花を1つ付ける。花弁数はふつう5~10枚で、更に多いものもある。花の色は紅色・桃色・紫紅色・白・黄色などで、一重・八重・半八重咲きなど品種は多彩。
花期は5-6月。
果実は袋果。

※ 名は、艦名の芍薬をそのまま音読みにしたもの。
 中国では薬草として栽培されていた。鎮痛薬や化膿性腫物などに応用され、漢方薬的効果がある。


主写真撮影日:2016-05-28   撮影地:長野県信濃町 (植栽)
撮影者:MOMO