コショウハッカ

学名:Mentha x piperita  

コショウハッカ(胡椒薄荷)[別名:セイヨウハッカ、ペパーミント] シソ科ハッカ属

ヨーロッパ原産で、スペアミントとウォーターミントの交雑種。ハーブとして栽培される多年草。逸出して野生化したものも見られる。

丈は30-100cm。地中を横走する根茎から直立する茎を立てる。する断面は四角形で、上部でよく分枝。葉は対生し、卵状披針形で長さ4-8cm、縁には疎らに鋸歯がある。茎の先端の節に数十個の淡紫色の小さな唇形の花を何段にもわたって固めて付け、全体として長い穂となる。花冠は唇形で、雄蕊4個と雌蕊1個。
花期は6-9月。
果実は不稔。

※ ハーブとして古くから軽い病気の薬や浴用香料、食べ物や飲料の風味付けに使われる。菓子にも使われ、ハーブティーにも用いられる。精油としても利用され、消化不良や気管支炎、過敏性腸症候群の治療薬、さらには、局所麻酔や筋肉痛時の反対刺激剤としても用いられることもある。


主写真撮影日:2016-08-05   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO