セイヨウフウチョウソウ

学名:Cleome houtteana  

セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)[別名:クレオメ] フウチョウソウ科セイヨウフウチョウソウ属

熱帯アメリカ原産で、観賞用に植栽される一年草。南西諸島では逸出し野草化もしている。

丈は0.6-1.2m。茎は直立する。全体に粘液性の毛が密生し、小さい刺が散在する。葉は互生、掌状複葉で5-7個の小葉よりなる。小葉は長楕円状披針形で長さ10cm、全縁、長い柄があり、針状の托葉がつく。花は紅紫色で総状に付く。苞葉は単葉で卵形。萼片は4個、線形。花弁は倒卵形で底部に長い爪がある。
花期は7-10月。
果実は蒴果、円柱形で5-7cm。種子は腎臓形で黒色を帯びる。種子繁殖する。

※ 名は風に蝶が舞うような花姿から。
 日本には明治時代の初めにヨーロッパから渡来。


主写真撮影日:2016-08-05   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO