シラタマノキ

学名:Gaultheria pyroloides  

シラタマノキ(白玉の木)[別名:シロモノ] ツツジ科シラタマノキ属

北海道・本州の、日照の良い岩石地などに群生する常緑小低木。

丈は10-30cm。茎は分枝して横に広がる。葉は厚く、長さ1-3cm、網状の脈が深く、鈍鋸歯縁。花は壺形で下向きに付き、径約6mm、花冠は白く、5浅裂。
花期は6-7月。
果実は肥大して白色になった萼に包まれ、径約1cmの球形になる。

※ 名は、白色の丸い果実をつけることから。赤い果実のアカモノに対して、シロモノとも呼ばれる。
 果実にサリチル酸メチル(通称名サロメチール)が含まれる。


主写真撮影日:2016-08-07   撮影地:長野県東御市 池の平湿原 (果実)
撮影者:MOMO