ヒメキンセンカ

学名:Calendula arvensis  

ヒメキンセンカ(姫金盞花)[別名:フユシラズ、ホンキンセンカ] キク科キンセンカ属

地中海地方原産で、観賞用に栽培される一年草。

丈は10-20cm。茎はやや横に這って広がり、稜があり、くも毛及び腺毛がある。葉は互生し、長さ7cm以下の披針形、低い鋸歯があり、無柄。頭花は径2-3cm、黄色~橙色。舌状花は雌性、頭花の周囲に付く。筒状花は両性。総苞片は長さ0.5-1cm、腺毛がある。舌状花の長さは総苞片の長さの2倍以下。頭花は果時には下向きになる。
花期は11-5月。
痩果は冠毛がなく、強く曲がり、背に多数の突起がある。

※ 名は、小形のキンセンカの意で、キンセンカは黄金色の盃(盞)の形の花の意。
  花壇によく植えられ、農地のような民家から離れた場所でも見られる。
 [近縁種]
  トウキンセンカ:多数の品種があり、舌状花が長く、頭花の直径が4cmより大きくなる。


主写真撮影日:2014-04-08   撮影地:神奈川県相模原市緑区
撮影者:MOMO