アニソドンテア・スカブロサ

学名:Anisodontea scabrosa  

アニソドンテア・スカブロサ(Anisodontea scabrosa)[別名:ピンクマロー] アオイ科アニソドンテア属

南アフリカ原産で、観賞用に植栽される常緑低木。

樹高は2-3m。葉は葉脈が目立ち、表面には硬い毛と柔らかい毛が密生する。形状は長さ2-7cmの楕円形で普通3中裂し、全体に粗い鋸歯がある。ハイビスカスに似た桃色の花は径20-25mmで、通年開花するが初夏がピークになる。
花期は通年。
果実は9-15個の分果になり、乾いて裂開し黒色の小さな種子を出す。

※ アニソドンテア属は、20種ほどある。
 [近縁種]
  アニソドンテア・カペンシス     :半耐寒性多年草で花期は4-11月頃。
                     単にアニソドンテアというと本種のことが多い。
                     Anisodontea capensis
  アニソドンテア・マルウァストロイデス:常緑小低木。樹高は1-2m。葉は円形から楕円形で、3-5裂する。
                     Anisodontea malvastroides


主写真撮影日:2014-03-06   撮影地:神奈川県鎌倉市 (植栽)
撮影者:MOMO