キチジョウソウ

学名:Reineckea carnea  

キチジョウソウ(吉祥草) キジカクシ科[クサスギカズラ科]キチジョウソウ属

関東地方以西の本州・四国・九州の、山地のやや湿り気のある日陰に群生する多年草。

丈は10-30cm。葉は3-8個付き、長さ10-40cm、幅0.5-3.5cmの広線形、柔らかく、無毛。花茎は葉よりかなり短く、長さ5-15cm、淡紅紫色の花が穂状に多数付く。花径は約1cm、花被片は長さ0.8-1.3cmで強く反り返り、筒部は長さ4-6mm、雄蕊が目立つ。
花期は8-10月。
果実は液果。ほぼ球形で、径6-10mm、赤~紅紫色に熟す。

※ 名は、花がなかなか咲かず、吉事があると花が咲くという謂れから。


主写真撮影日:2018-11-16   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO