イチゴノキ

学名:Arbutus unedo  

イチゴノキ(苺の木) ツツジ科イチゴノキ属

地中海地方・西ヨーロッパ北部・西フランス・アイルランド原産で、観賞用に植栽される落葉低木。

高さは5-10m。稀に15m、幹径80cmほどになることもある。葉は濃緑色で艶があり、長さ5-10cm、幅2-3cmで縁に鋸歯がある。花は両性花で白色(稀れに薄い桃色)、花冠は径4-6mmになる鐘形、秋に10-30花ほどからなる円錐花序を出す。花はハチによって授紛される。
花期は12月。
果実は赤い漿果で径1-2cm。表面はざらつき、12月に次の花と同時に熟成する。

※ 果実は食用になる。国によってはこの果実からジャムやリキュールを作ることもある。


主写真撮影日:2013-12-15   撮影地:神奈川県相模原市南区 麻溝公園 (植栽)
撮影者:MOMO