キク

学名:Chrysanthemum × morifolium  

キク(菊)[別名:イエギク] キク科キク属

中国原産で、観賞用に栽培される多年草。

日本で観賞用に発展した品種群を和菊、西ヨーロッパで育種されて生まれた品種群を洋菊と呼ぶ。様々な、形態や花色が作出されている。
 大菊(一輪菊):花の直径は20cm前後になる。
 厚物     :多数の花弁が中心に向かってこんもりと盛り上がる。
 厚流れ    :厚物の花弁の下に長い花弁が走るように垂れ下がる。
 管物     :花弁が管状になり、直線的に放射状に延びる。
 一文字    :花弁が一重で並ぶ。
 大つかみ   :花の上部が手でつかんだように見える。
 中菊     :一般的な実用花や、洋菊(ポットマム)などが含まれる。
 小菊     :花の径が1-3cm。
 スプレー菊  :花の径が3-6cmで、小枝の先に多数の花を付ける。
 クッションマム:別称:ポットマム、西洋キクで、鉢植えで秋頃に出回る。

通常の花期は10-12月。切り花などで販売されるキクは、電照栽培などで開花期をずらしたものもある。

※ 日本では、薬草や観賞用植物として平安時代より栽培されていた。


主写真撮影日:2013-10-14   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO