クレマチス

学名:Clematis  

クレマチス(Clematis) キンポウゲ科センニンソウ属

北半球の温帯各地に生育する野生種の交配によって作出された、観賞用に植栽される蔓性の落葉または常緑の多年草。

クレマチスの原種は約300種類存在し、何世紀にもわたって続けられた交配により、現在では2,000種を超える交配品種が生み出されている。クレマチスのなかには、1年に1回、スポット的に開花する一季咲きのグループのほかに、長期間にわたって花が次々と咲いたり、剪定すると繰り返し咲く四季咲きのグループがある。四季咲きのグループには、テッセンとフロリダ系、上を向いて大きな花を咲かせる大輪園芸品種や、横や下向きに多くの花を咲かせる小、中輪のヴィチセラ系、チューリップ形やベル形でチャーミングなテキセンシス系・ヴィオルナ系、すらっと伸びて絡みつかず、下や横向きに咲くインテグリフォリア系などがある。
花期は4-10月。(品種による)

※ 学名は、異例だが固定されているのはセンニンソウ属(Clematis)までで、ほとんどの種は小種名なしで、直接園芸種名が付加される形となる。


主写真撮影日:2013-05-17   撮影地:神奈川県相模原市南区 麻溝公園 (植栽)
撮影者:MOMO