学名:Hymenophyllaceae  

コケシノブ科

大葉類コケシノブ目に属し、小型の、ごく薄い葉をもつシダ植物の一群。
大部分は小型で、日本本土で見かけるものは、長い匍匐茎を持っており、湿潤な岩や樹皮に着生する。葉はごく薄く、ほとんど半透明で、乾燥すると丸まる。木陰でコケと混じって岩面を覆っているのを見かけることが多い。茎は、日本本土のものでは長く匍匐するものが多いが、ごく短く這うもの、短く直立するものなど、さまざま。
全地球的には熱帯域を中心に約600種、日本では4属30種ほどが知られる。