シンモエスギゴケ

学名:Pogonatum nipponicum  

シンモエスギゴケ(新燃杉苔) スギゴケ科ニワスギゴケ属

本州・四国・九州の、日照の良い岩上に群生する蘚類。

小形で茎は高さ1-2cm。葉は茎の上部に集まって付き、やや幅広い基部から狭い舌状に伸び、長さ約4mm、鞘部の上でややくびれ、葉身上部が最も幅広く、乾くと同方向を向く。薄板は4-5細胞の高さがあり、横断面で端細胞はほぼ方形、上面はやや凹む。蒴柄は長く、蒴は円筒形~細い卵形。

※ 名のシンモエは霧島連峰の新燃岳にちなむ。


主写真撮影日:2016-07-03   撮影地:東京都八王子市
撮影者:MOMO