モモ

学名:Amygdalus persica  

モモ(桃) バラ科モモ属

中国北部原産で、果樹や観賞用に植栽される落葉小高木。

樹高は3-8m。樹皮は黒褐色で横長の皮目が多く、不規則な割れ目が入る。枝には白い細点が多い。葉は互生。葉身は長さ7-16cmの広倒披針形~楕円状披針形。葉柄は名がs1-1.5cm。花は葉の展開前に開花する。花径は2.5-3.5cmで、芳香がある。花色は白色・淡紅色・紅色。花弁は5個。萼片は5個。花柄はほとんど無い。
花期は4月。
果実は核果。7-8月に黄白色~紅色に熟す。表面はビロード状の毛に覆われている。

※ 果実を食用にする代表的品種は、大久保・白桃・山根白桃・白鳳などがある。
 観賞用の品種は、八重咲きや菊咲きのものがあり、一般的にハナモモと呼ばれ、枝が垂れたり箒立ちになる品種もある。


主写真撮影日:2016-03-29   撮影地:東京都町田市 (植栽)
撮影者:MOMO