ヒメジャゴケ

学名:Conocephalum japonicum   

ヒメジャゴケ(姫蛇苔) ジャゴケ科ジャゴケ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、半日陰の湿土上・岩上に生育する苔植物。

葉状体は長さ1-3cm、幅2-3mm。葉状体の背面の模様はジャゴケと同じようにヘビの鱗に似る。腹面に腹鱗片が2列につき、中肋に灰白色の仮根が密生する。雌雄異株。雄器托、雌器托ともに夏に葉状体の先に付く。無性芽がよく付く。無性芽には円盤状と粉芽状の2型がある。胞子は弾丸形~樽形。

※ 名は、葉状体の表面が蛇の鱗に似ているジャゴケの仲間で小形であることから。
 [近縁種]
  ジャゴケ:葉状体は長さ3-15cm幅1-2cmと大きく、無性芽は付けない。


主写真撮影日:2015-07-20   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO