ナルキッスス・バルボコディウム

学名:Narcissus bulbocodium var. conspicuus  

ナルキッスス・バルボコディウム(Narcissus bulbocodium)[別名:ペチコートスイセン、ゲンシュスイセン] ヒガンバナ科スイセン属

ヨーロッパ南西部や北アフリカ原産の小形原種スイセンで、観賞用に植栽される鱗茎(球根)を持つ多年草。

丈は10-30cm。秋の中頃から細い円柱形の葉を伸ばして、葉を成長させながら越冬する。早春に花冠の広がった黄色い椀状の花を、1茎に1花付ける。漏斗状の副花冠が目立ち、細い披針形の花弁が周囲に開く。副花冠の長さは約2cm、花弁は2cm弱。晩春の頃より葉が枯れ始め、夏の間は休眠する。
花期は1-4月。

※ 名称をバルボコディウムとしたが、ブルボコディウムと記載している例も多い。
  右上写真は近縁の、ナルキッスス・カンタブリクス。


主写真撮影日:2016-03-17   撮影地:東京都八王子市 (植栽)
撮影者:MOMO