ヒイラギナンテン

学名:Berberis japonica  

ヒイラギナンテン(柊南天)[別名:トウナンテン] メギ科メギ属

中国~ヒマラヤ、台湾原産で、観賞用に栽培される常緑低木。

樹高は3mほどになる。葉は互生し、長さ30-40cmの奇数羽状複葉で、小葉は5-9対。小葉の縁には先端が針状の粗い鋸歯がある。春、枝先に長さ10-15cmの総状花序を数個出し、黄色の花を付ける。花序の先端は垂れる。花冠の径は約7mm、雄蕊は6個あり、触れると内側に曲がる。
花期は3-4月。
果実は液果、径7mm程のほぼ球形~楕円形。6-7月に粉白を帯びた黒紫色に熟す。

※ 小葉がヒイラギに似たナンテンであることからだが、ナンテン属ではない。
 [近縁種]
ホソバヒイラギナンテン:小葉の形は細長い楕円形。9-10月に開花し、翌年2-3月に藍色に熟す。
              中国原産。


主写真撮影日:2016-03-06   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO