ギンヨウアカシア

学名:Acacia baileyana  

ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)[別名:ハナアカシア、ミモザ] マメ科アカシア属

オーストラリア東南部原産の、常緑小高木で、暖地の街路樹や庭木として植栽される。

樹高は5-10m。葉は螺旋状に密に互生する。2回偶数羽状複葉で、羽片が3-5対付く。葉軸の上面の羽片の付け根には、円形の目立つ腺体が1個ある。羽片は長さ5-10cmで、線形の小葉が8-25対付く。小葉は長さ約5mm、緑白色でほとんど無毛。早春、枝先に黄金色の頭状花序を総状に多数付ける。花弁は小さく、多数の雄蕊が目立つ。
花期は2-4月。
果実は豆果。長さ5-12cmあり、種子と種子の間がくびれる。

※ ミモザと呼ばれることもあるが、ミモザはオジギソウ属の学名。
 [近縁種]
  フサアカシア:オーストラリア東南部及びタスマニア原産の常緑高木。
         葉は2回偶数羽状複葉、長さは10-15cm、10-20対の羽片があり、各羽片には小葉が30-40対。
         ヨーロッパで、ミモザと呼ぶ樹木はこちら。


主写真撮影日:2016-03-06   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO