オウバイ

学名:Jaminum nudiflorum  

オウバイ(黄梅) モクセイ科ソケイ属

中国原産で、観賞用に植栽される半蔓性の落葉小低木。

樹高は1-2m。枝は緑色で4稜があり、蔓状に伸びて垂れ下がり、地面に着いたところから根を出す。葉は対生で、3出複葉。頂小葉はやや大きく、長さ2-4cm、幅8-13mmの長楕円形。深緑色で、上部の縁には短い剛毛がある。花は葉の展開前に咲き、径2-2.5cmで黄色。花冠は高杯形、花筒は長く、上部は5-6裂する。
花期は2-4月。
不稔で種子はできない。

※ 名は、花が梅に似ていて、色が黄色いことから。
 ソケイ(ジャスミン)属だが、芳香はない。
 [近縁種]
  オウバイモドキ:オウバイによく似るが、常緑低木で、花は径4cmほどで、オウバイより大きい。
          花弁が多く分裂するものが多い。別名はウンナンオウバイ(雲南黄梅)。


主写真撮影日:2013-02-21   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO