ジャノメエリカ

学名:Erica canaliculata  

ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)[別名:クロシベエリカ] ツツジ科エリカ属

南アフリカ原産で、観賞用に植栽される常緑低木。

樹高は1.5-2m。樹皮は赤褐色で縦に裂け目があり、株立ちになる。葉は単葉で互生し長さ約1cm、幅約2mmの線形、肉厚の濃緑色で光沢があり密に付く(開花時は多数の花に隠れてほとんど目立たない)。花は上部の小枝の先に2-3個まとめて下向きに多数付け、長さ約5mmの桃色で鐘形。長く突き出た雌蕊の花柱を、取り巻くような濃褐色の葯が良く目立つ。
花期は12-4月。

※ 名は、小花から覗く黒い葯が蛇の目に見えることから。


主写真撮影日:2016-01-10   撮影地:神奈川県鎌倉市 鎌倉中央公園(植栽)
撮影者:MOMO