学名:Dryopteridaceae  

オシダ科

大葉類ウラボシ目に属するシダ植物。
地上性でシダとしては中型から大型。根茎は直立するか斜めに立ち、あるいは横に這う。鱗片は基部で付着する形で、葉柄と根茎の間に関節はない。葉柄には複数本の葉跡がある。葉身は単葉から羽状複葉で、葉脈には遊離する例と規則的な網状になる例がある。胞子嚢群は葉脈に対して背生するか頂生。胞子嚢床は点状で、胞子嚢群は丸い形になるものが多い。ただし長楕円形や線形になる例もある。包膜は円腎形で、窪んだ点で着く例と盾状になる例が多い。包膜を持たない例もある。
全地球的には約50属400種が存在する。
日本では、12属50種ほどが認知されている。