ニワナズナ

学名:Lobularia maritima  

ニワナズナ(庭薺)[別名:アリッサム、スイートアリッサム] アブラナ科ニワナズナ属

東ヨーロッパから西アジアの海岸沿い地方の原産で観賞用に栽培される多年草。高温多湿に弱いため、日本での園芸上は1年草扱い。

丈は10-20cm。地際でよく分岐する。葉は全縁で、長さ2-3cm。花序枝の先に径4-5mmの白色または赤紫の花を傘型または総状に付ける。
花期は3-5月、10-11月。
果実は長さ約3mmの短角果。

※ 流通名でアリッサムとも呼ばれるが、分類学上のアリッサムは、ミヤマナズナ属。
 和名は、ナズナに似た園芸植物の意。
 写真の花は日当りの良い海岸の砂地での撮影のため、耐暑性を改良したスーパー・アリッサムの可能性が高い。


主写真撮影日:2015-11-22   撮影地:神奈川県三浦市
撮影者:MOMO