ショウジョウソウ

学名:Euphorbia heterophylla  

ショウジョウソウ(猩々草)[別名:サマーポインセチア、クサショウジョウ] トウダイグサ科トウダイグサ属

北アメリカ南部原産の帰化植物で、観賞用に栽培される1年草。九州以南では、逸出して、野生化したものも見られる。

丈は60-80cm。全体平滑、傷つけると白色の乳液を出す。茎は直立してまばらに分岐し、高さ1mほどになる。葉は濃緑色で先の尖った長卵形、浅い欠刻があり、バイオリン胴部形のものが多く、短い柄で互生する。茎の上部に葉が集まって苞状となり、その中心に、雌雄異花の花からなる杯状花序を固めて付ける。花の周辺の苞や葉は、花時に全部または部分的に赤~淡紅色になる。
花期は7-11月。
果実は蒴果。

※ 名は、朱色に色づいた葉を、空想上の生き物「猩猩(しょうじょう)」に例えたもの。


主写真撮影日:2015-10-25   撮影地:東京都奥多摩町 (植栽)
撮影者:MOMO