イヌリンゴ

学名:Malus prunifolia  

イヌリンゴ(犬林檎)[別名:ヒメリンゴ] バラ科リンゴ属

中国原産で、花や果実の鑑賞用に栽培される落葉小高木。

樹高は6-10m、幹の太さは20cmほどに成長する。葉身は長さ6-10cmの楕円形~広楕円形。表面には皺があり、始めは表裏とも有毛。花は径3.5-5cm、始めは淡紅色で、満開になると白色になる。
花期は5-6月。
果実は、ナシ状果。径2-2.5cmの球形で、先端は凹まない。紅紫色~暗紅紫色に熟す。

※ 名は、果実がリンゴに似て小粒なことから。
  現在植栽されている種は、イヌリンゴそのものという説と、イヌリンゴとエゾノコリンゴの雑種(Malus × cerasifera)という説がある。
  庭木、鉢植え、盆栽などに使用される。果実は食用になる。


主写真撮影日:2015-10-12   撮影地:神奈川県横浜市泉区 (果実)
撮影者:MOMO