ハナウリクサ

学名:Torenia fournieri  

ハナウリクサ(花瓜草)[別名:トレニア、ナツスミレ] アゼナ科ハナウリクサ属

インドシナ原産で、観賞用に植栽されたものが逸出して野草化した1年草。

丈は25-30cm。茎は4稜があり、下部からよく分枝し、1株で30c㎡に広がる。葉は対生し、卵形で緑色であるが、のちに紫褐色を帯びる。花は唇形で、上唇は淡青色で不明瞭に2枚合着するが、下唇3枚ははっきり分かれ、ビロード状の紫青色で中央の基部に黄色の斑点がある。白色花の変種もある。
花期は8-11月。
果実は蒴果で、種子は非常に小さい。

※ 名は、ウリクサに似ている「花が綺麗な瓜草」の意。
 園芸種には、ピンク・白・黄色・紫などの花色がある。


主写真撮影日:2015-10-12   撮影地:神奈川県横浜市戸塚区
撮影者:MOMO