学名:Canavalia lineata
ハマナタマメ(浜鉈豆) マメ科ナタマメ属日本海側は山形県以南で太平洋側は千葉県以西の本州・四国・九州・沖縄・小笠原諸島の、暖地の海岸に生育する蔓性の多年草。
基部は木質化する。よく伸びると5mにも広がる。葉は3小葉。小葉は長さ5-12cm、革質で厚く、表面には少し光沢がある(クズの葉よりやや小さい程度)。花は淡紅紫色で、淡桃色で長さ2.5-3cm、翼弁と竜骨弁はほぼ同長。萼は長さ1cm程度、上萼片の先が少し突き出す。なお、この花は普通の豆果の花とは上下逆向きで、竜骨弁は上にあって先端は下を向き、旗弁は下側にある。
花期は6-8月。
果実(豆果)は、太くて長さ5-10cm、種子の数は2-5個。種子は楕円形で褐色になる。
※ 名は、海岸に生えるナタマメの意で、栽培種のナタマメに似ていることから。
主写真撮影日:2015-09-21 撮影地:神奈川県三浦市
撮影者:MOMO