ハマカンゾウ

学名:Hemerocallis fulva var. littorea  

ハマカンゾウ(浜萱草) ツルボラン科ワスレグサ属

関東地方以西の本州・四国・九州・沖縄の、海岸近くの岩場や草地などに生育する多年草。

花茎の丈は70-90cm。根は紡錘状に肥大する。葉は長さ60-70cm、幅1-1.5cm、質が厚く、冬に枯れないで残る。花は花茎の上部に数個、集まって付く。茎の上部に小型の苞が付く。小花柄は長さ1-3cm。花冠の筒部は長さ2.5-3cm。花被片は6個、長さ8-8.5cm、橙赤色、赤色が強いものも稀に見られる。
花期は8-10月。
果実は蒴果で、長さ2-3cm。種子は長さ5.5mm。

※ 野萓草(ノカンゾウ)とよく似ているが、葉が厚く、冬期も枯れないで残る。また花期はノカンゾウより遅い。


主写真撮影日:2015-09-21   撮影地:神奈川県三浦市
撮影者:MOMO