ハマエノコロ

学名:Setaria viridis var. pachystachys   

ハマエノコロ(浜狗尾草) イネ科アワ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、海岸の岩場・砂地・海岸近くの道端や草原に生育する多年草。

丈は5-20cm。茎は株から放射状に出て斜上し、叢生する。葉は幅5-10mm、長さ4-8cmと短く、無毛。花序は長さ1.5-3cmの長楕円形、穂の毛が密で長く、花序の長さが短く小形。小穂は長さ約2mmの惰円形、無毛。第1苞頴は長さ約0.8mm。小穂の基部の剛毛(刺毛)は長さ5-10mm程度、多いものでは30本もある。
花期は6-9月。
果実は長さ1.4-1.5mm、乳灰色で円頭、臍は点状。

※ 名は、 エノコログサの仲間で海岸によく生育することから。
  分類学上は、エノコログサの変種。


主写真撮影日:2015-09-21   撮影地:神奈川県三浦市
撮影者:MOMO