トキワマガリバナ

学名:Iberis sempervirens  

トキワマガリバナ(常磐屈曲花)[別名:シュッコンイベリス、キャンディタフト] アブラナ科マガリバナ属

ヨーロッパ地中海地方原産の園芸花として植栽される常緑多年草。

丈は20-40cm。茎はよく分枝し地を這ってから立ち上がる。葉は厚みのある箆型から線形で、縁に粗い鋸歯があり、互生する。春、茎頂に散房花序を出し、白い小さな花が半球状に集まって付く。花弁は外側の2個が大きく、内側の2個は小さい。
花期は4-6月。
果実は軍配形の短角果。

※ 名は、常緑で花弁の大きさが不揃いであるため「歪り花」が由来。
 トキワナズナと呼ばれることもあるが、アカネ科の植物の標準和名でもあるので注意が必要。


主写真撮影日:2013-05-31   撮影地:群馬県片品村 丸沼高原 (植栽)
撮影者:MOMO